社団法人 大和郡山青年会議所 2008年度 理事長所信
第35代理事長
西 谷   徹

青く 熱く 楽しもう

30年代運動指針
基本指針

我々大和郡山JAYCEEは
地域の発展を担う青年として
自らの積極的向上に努めるとともに
先人達の知恵と新しい発想をもって
誇りある我がまちを創造しよう
noblesseヤoblige


これは2003年度、30年代運動指針として策定しました。
あれから5年の歳月が過ぎ、本年度は35周年という節目の時を迎えます。
そしてこれからの5年間 40周年の私たちのあるべき姿を現実のものにするため 固定概念にとらわれず柔軟な発想で事業を模索・展開し、楽しみませんか。

まちづくり・ひとづくり
            
私たちの青年会議所運動には、地域の未来と次代を担う子どもたちの育成の為に、
わんぱく相撲大和郡山場所やジュニアスクール等の事業に取り組んで参りました。
 しかしながら、我々の望んでいた結果が現れているのでしょうか?
近年、子どもたちの遊び場は減り、遊びといえばいつしかコンピュターゲームになり、公園や広場、田んぼなどの外で遊ばなくなった子どもたち、そして怪我をする事や喧嘩をする事が減り、痛みを知らない子どもたちが増え人とのふれあいも知らずに育ったこどもたちは、おもいやりの心が薄い様な気がします。
町の都市化も進み、地域のコミュニティーも崩壊し、自治会などの地域の人との交流もままならなくなってしまいました。
 子どもにはそれぞれの成長段階において体験しなければならない事があるはずです。
それが「道徳心や公共心」、「他人をおもいやる心」、などではないでしょうか。
 我々は、今年度もこのまちの将来を担う子どもたちに様々な角度からの事業を展開し『体験する機会』を提供出来ればと思います。
まちづくりとはひとづくり、その為にはまず自分たちも成長しなければ成りません。
様々な研修プログラムを企画・立案し実施する。そしてしっかりとした検証を行うその経験が自らの力となるのです。
また時として青年会議所では失敗をすることが許されることがあります。
しかし、「失敗するのでは」と思いながら、準備不足・検討不十分での失敗は許されません。
委員会にて試行錯誤のうえ熟慮を重ね、成功を前提とし不確定要素をなくし、挑んだ場合のみ許されるのです。しかし人間のすることです、完璧などありません。
揺ぎ無い目的を決め、行動で示し、多くの賛同者を得てください。そうすれば他のメンバーはその姿を見ています。手を差し伸べ共に行動してくれるでしょう。
そして、「まちづくり・ひとづくりを楽しみましょう」

LOMづくり

私が入会した当時は委員長・副委員長・先輩から『絶対に休むな・時間をつくれ』と言われました。時間を作るのも勉強だと強くいわれ、出席していたものです。
しかし、いざ出席すると『よく来てくれたな』と普段厳しい先輩からも暖かい言葉を掛けていただきました。
また些細な事でも議論していただきました。「活動への出席は義務なのか?権利なのか?」その事を熱く議論した事もありましたが、今思えば本人の気持ち次第で権利になれば義務にもなると思います。
何を伝えたいのかというと、最近、青年会議所でも義理人情が薄れてきたように感じられます。
義理とは『世の道理 人として行う道』人情とは『なさけ 思いやり』であります。
義理人情をもって出席・活動してください。
近年、理事会で議案のための議案、通過がしやすい議案上程が多いように思われます。
通過ありきではなく常識にとらわれない発想で挑み、継続事業であれば変えなければならないものと、変えてはならぬものを検証する。しかし、過去の事業を継続すればするほどマンネリ、形骸化し、時代に則した事業を見過ごしてしまう危険性があります。
従来の事業を継続することも大切ですが、だからこそ「我々だからやれる事」と「やらねばならない事」を見極めなければなりません。
常識にとらわれない事業や例会スタイルを提案できればと思います。
 青年会議所の良いところは独立法人であり、下部組織では無いので何者にも左右されません。全員が会費を納めて委員会・理事会・総会の手続きをへて意思決定を行いその資金で事業を運営するわけですから何人も介入することは出来ません。
自らの意思で決定するわけですから責任も重大です。責任ある事業をするからこそ青年会議所でもあるのです。「出席を楽しみましょう」

仲間づくり

変えてならぬ継続事業のひとつ、それは会員拡大です。現在は最盛期のメンバー数の約半数になってしまいました。
現在当青年会議所の中心をなしているメンバーは数年もすると大きく顔ぶれも変わっていきます。
このまま会員の減少が続くと次世代に向かって事業を展開するメンバーが不足し、運営することすら危ぶまれてきます。
また、会員減少に伴い委員会数・例会回数・事業数も減ってはきているものの委員会運営・理事会運営・会議所運営に係る庶務内容はあまり変わっておらず、会員の多くが負担感を抱いているのが現状では無いでしょうか。
だからと言って、拡大人数の目標を上げ、多ければ多いほうが良いかという訳ではありません。また現状確保で満足して良い、ということでもありません。
当青年会議所活動の運営基盤と事業形態に必要人数を把握し拡大活動を行うべきです。
しかし、悲観的に捉える事無く、「楽しみながら全員で会員拡大をしましょう」

おわりに

  「ちょっと無理して 出かけてみよう
  きっと 素敵な友がいる
  ちょっと無理してやってみよう
  きっと 新しい自分が見つけられる 
  まず出来る事から始めよう
  肩の力を抜いて しかしあくまでも青年らしく前向きに」

   (1993年度会頭所信より)
 私が入会2年目、奈良ブロック協議会のセミナーで教えて頂いたフレーズです。
この言葉のように1年間失敗を恐れずに積極的に楽しみながら行動していきましょう。
最後になりましたが、先輩方が築いてこられた歴史と伝統に感謝と敬意を表すと共に、社団法人大和郡山青年会議所、第35代理事長という貴重な機会を与え下さったメンバーの皆様に感謝を申し上げます。どうか1年間宜しくお願い申し上げます。